心の闇の除菌ジェル・土台作り編1【眠れないときはどうしたらいい?】
◆ 無理に眠ろうとすると脳が興奮する ◆
眠れないときに無理に眠ろうとすると、脳が常に「眠れ」という指令を常に受けることになり、脳が興奮して余計眠れないという指摘もあります。
かといって、起きたままだと翌朝になって頭がぼーっとしてしまったり、昼間の仕事が注意散漫になるなどして支障が出そうです。
まず、人間は寝ないと死んでしまいますが、死ぬ前に寝るようにできています。過去に10日間も起きていた女性の記録があるのですが、脳波を測定すると、寝ている時と同じ脳波が断続的に出ていたそうです。つまり、本人が気づかない間に脳が瞬間的に何度も眠っていたのです。
その意味では、無理にベッドに入らずに、眠くなるまで起きているというのもひとつの方法です。いっぽうカラダを休めるという意味では、眠れなくてもベッドに入ってカラダを横たえておくというのもありでしょう。
◆ 催眠の原理を使った工夫 ◆
ここで催眠療法を使った眠れないときのアドバイスをひとつ。
まず、ベッドに入ってからカラダが温まっているところをイメージします。例えば、どこかの静かな温泉に浸かっていたり。実際に「カラダがポカポカしている」と口に出してもいいでしょう。そして、目をつむって頭の中で数字を「1000、999、998、997・・・」もしくは「300、299、298・・・」と、数を逆算していってください。自分が通っていた頃の教室の黒板に数字を書いては消すという作業をイメージするのも良いでしょう。
ちなみに、十分に眠ったのに「自分はあまり眠れてない」と、自分の睡眠時間や熟睡度を過小評価している人は多いそうです。ご注意を。
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