心の闇の除菌ジェル・土台作り編2【悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか】

◆ 悲しいから泣くのだと主張した心理学者 ◆

人間は普通は悲しいから泣くのだと思われていますが、いや違う、泣くから悲しいのだと主張した心理学者たちがいました。たしかに実験によると、悲しい振る舞いをすると脳に悲しい感情が湧きあがり、楽しそうな振る舞いをすると脳にポジティブな感情が発生したそうです。

にんまりとした笑顔で有名な落語家でタレントの方が、あるインタビューでこう答えていました。あの笑顔は、性格から自然に出てきたというよりも、むしろ「ある時から笑顔でいるように努力した」結果そうなったそうです。「そしたら、お金までついてくるようになってまんねん」と彼は語っていました。

◆ ココロ優位よりもカラダ優位で ◆

国内のコーチングの第一人者の方も「マイナスの感情を払拭したいときは、無理してでもケツ振って踊れ」とエッセイの中で書いています。また、うつなどの治療法として効果を上げているとされる森田療法という心理療法は、農作業などカラダを動かし汗を流すことを治療のベースにします。ココロの動きがカラダの動きよりも過度に優位にならないための工夫ともいえます。

どうやら人間というのは「ココロが変化すれば⇒カラダも変化する」といった一方向的な仕組みにはなっていないのかもしれません。「カラダから⇒ココロにアプローチする」という視点も大いにあってよいと思います。

ちなみに腰振って踊ると、階下の住人からうるさいと苦情が来る方もいるかも。自分なりに「カラダから⇒ココロにアプローチする」方法をいくつか持っておくとよいかもしれません。

サイコセラピーエリアSelf

信濃町駅からも四谷三丁目駅からも徒歩6分。 Selfは、マインドフルネス(瞑想)やヒプノシス(催眠)を安全に体験できる心理セラピースペースです。 心を軽くし、本当の自分を見つけるお手伝いをします。

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